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当社代表の関信浩が、アイティセレクト10月号の編集長インタビューに登場

当社代表の関信浩が、ビジネスイノベーターのためのIT活用情報誌「アイティセレクト」(アイティメディア刊)の2006年10月号の編集長インタビューに登場しました。

ブログは書き手のイノベーション - 私の取材ノート(松岡編集長のブログ)

ではブログがもたらしたイノベーションとは何なのでしょうか。ブログ技術をリードしてきた米シックス・アパートの日本法人トップである関信浩代表取締役が、明日8月29日発売の『アイティセレクト10月号』編集長インタビューでこんなふうに語ってくれました。

「Webが世の中に登場したのは1990年代ですが、当初は個人や企業のホームページからスタートし、ネットワーク環境が整備されていく中で企業のイントラネット、企業と個人の間でのEC(電子商取引)、企業間ECへと利用形態が進化していきました。なぜWebがそれだけ広がっていったのか。その原動力となったのは、インターネットに接続すれば誰でも簡単にWebサイトを閲覧することができるWebブラウザが広く普及したことです。つまり、ITのインフラとしてWebブラウザが消費者個人を中心に『読み手』を大きく広げるイノベーションを起こした。読み手が広がったのですから、企業などは一生懸命、情報発信しようとWebサイトの制作に努めました。ただ、Webサイトを制作するためには、HTMLの習得をはじめとした技術的なハードルの高さやコスト面での負担があり、読み手は増えても『書き手』がなかなか増えないというジレンマがありました。そうした中で、2000年代に入って登場したブログは、専門の知識がなくとも簡単に制作できるとあってまず個人から火がつき、その後、企業ブログ、イントラネットブログへと普及していきました。つまり、ブログはWebサイト制作においてジレンマとなっていた、書き手を大きく広げるイノベーションを起こしたのです」

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