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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

EYE-vitEYE-vitというアイ・ストレッチ器具があります。3Dメガネをかけて、テレビで専用の立体画像ソフトを見るだけで、眼のピント調節機能を支える毛様体筋などが鍛えられるというもの。

こんなの見てて目がよくなるのでしょうか、とも思うけど…
半年ぐらい前に東急ハンズ渋谷店で見かけて気になっていたのですが、最近は「目が単焦点のレンズになってしまうのでは」という危惧が頭をもたげ始めたので、昨日意を決してハンズにいきました。

以前に行ったときには、目の健康特集か何かをしていて、複数のベンダーの人々が各社の目の健康グッズを、階段の踊り場で大々的にデモをしていたのですが、今回はフロアのどこを探してもありません。思い切って店員さんに聞いてみたところ、「効果が必ずしも出ないかもしれない、という表現があったので、販売をやめました」とのこと。

説明そのものの意味も、分かるようでよく分からないのですが、それよりもあれだけ大々的に店内でデモをしていたのに、いともあっさりとした販売中止の理由だな、と逆に感心してしまいました。当時、その器具は3万8000円で売っていたのですが、要は「この前売っていたのは効果がないものでした(そして私たちは知らなかったので売っていましたが、わかったのでやめました)」ということですよね。なんかその態度が腑に落ちない気がしてしまいました(ただ「あんまり売れなかったんで、販売をやめました」とか言ってくれた方が納得できますね)。

EYE-vitのサイトでは、今も変わらず売っているし、オンライン・ショップでも売っているところがあるので、一度買って使ってみたいという気が、逆にムクムクとわいてき始めました。