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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

veuve1.jpgveuve2.jpg出張後の1週間だったことと、PCが壊れたことから、延び延びになっていた「今日のシャンパン」。今回はVeuve Clicquotです(飲んだのは実際には先週7/4です)。
味の方はもう、みなさんご存知のところだと思いますが、前から気になっていたキャップの女性(マダム・クリコ)について調べてみたところ、ちゃんとWWWサイトに載っていました。

Who was Madame Clicquot?

1777年に生まれたニコル・バルブ・ポンサルダンは、1798年にフランソワ・クリコと結婚しました。その後28才で未亡人となり、亡き夫のビジネスを引き継ぎました。欧州は戦争で疲弊していた時でしたが、彼女は世界中に彼女の作ったワインを出荷しました。彼女は大胆で想像力豊かな女性で、シャンパンを世界の王室にプレゼントしたり、フレンチ・スタイルのサボア・ヴィーヴルを世界に広めたりしました。当初の成功によって、彼女のワインは伝説化しました。彼女は完璧さを追求し続け、夜もワインセラーを点検していました。敷地図を入手し、最高のワイン・ヤード(葡萄畑)購入すると共に、秘密のルミュアージュ(澱抜き)を考案しました。また、模造品に対しては毅然とした態度で闘いました。

マダム・ヴーヴ・クリコは、1866年に89歳で亡くなりましたが、フランスの美徳と、すばらしい料理とワインの楽しみ方を国家に残したのです。