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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

本日の新聞に、外来語を日本語に置き換える「言い換え語」の第二弾の発表が、国立国語研究所・外来語委員会からあった。

違和感がある言葉もあったが、取り組み自体は評価できるものだと思う。

ただ今回、ノーマライゼーションを「等生化」、ボーダーレスを「無境界」とする“造語”が9語あったという。出典があるということであるが、気になるのが「中国など他の漢字圏の国と、意思疎通に使えるのか」ということである。

明治時代には、さまざまな“造語”を中国に輸出したというが、このご時世、せっかくだから国立国語研究所に、ぜひ中国や台湾などと、造語についてコンセンサス(←どう言い換えるのだろうか)をとってほしいと思う。