Sync A World You Want To Explore

関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

昨晩、久しぶりに、かなり重苦しく不快な夢を見た。あまりに嫌悪感があったためか、うなされて途中で目が覚めたときに、「これは誰にも伝えない方がいい」と思ったぐらいだ。

一言で言うと、宇宙人というかUFOに関連した夢である。

昨晩、寝ていると、ふと窓の外に気配がする。カーテンは閉まっているのだが、その外に気配がするのである。この部屋は6階で、窓の外は車通りが多い道だ。その時間はおそらく午前3時ごろではないだろうか。

いつもは、そんな気配がすれば、起きてカーテンを開けて様子を確かめるのだが、昨晩は妙に寒気がして思いとどまった。というよりも、あまりに恐ろしくてベッドを出られないのである。そのとき、急に過去の記憶が甦った。「こんなことが過去に一度あった」と。


おそらくそれほど前のことではない。少なくても5年以内、それも1998年夏から2000年夏までの間の2年のどこかだと思う。当時、実家(都内)に住んでいた私は、夜にベッドから空を見上げていて、とんでもないものを見たのである。

それは、上空、真っ黒な空の大きな部分を占める、気配である。よく見ると、真っ暗な空のところどころに、明かりらしきものがある。しばらくすると、事情が見えてきた。そらは、空を覆いつくすような大きさの、平べったい宇宙船のようなものだったのだ。その宇宙船らしきものは、見上げた空(左右に建物があるので、視野角にしてざっと30度ぐらい)の大部分を覆っている。

身が凍る思いだった。

その後、呆然と立ち尽くしながら空を見上げる自分。何が起きているのか、よく分からない。その後、宇宙船のようなものは、何か活動していたような気がするが、それから後のことはよく覚えていない。


話は昨晩に戻る。外の気配に悪寒を感じた自分は、やがて、この記憶を取り戻した。そして、直感的に「同じものが外にある」と思い、カーテンを開けることを拒否してしまったのだ。

その後、そのまま隠れるように寝たのだが、夢を見たようだ。内容は覚えていないが、明け方うなされて起きたとき「この話はだれにも話してはいけないものだ」という強烈な思いだけが残っていた。

結局、もう一度寝て、朝ふつうに起きたときには、嫌悪感というか不快感はかなり減っていたが、とにもかくにも、これだけの内容を覚えていたので、とりあえず書き留めておこうと思ってこのblogを書いている。

実際には、書き始めるまでそれなりの葛藤があったが、もしただの夢なら、後からの笑い話にできる、と思って書き始めて一気に書き終えた。

5年ほど前の記憶も、今考えるとそれそのものが夢だったということもあり得る。夢の記憶ということで忘れていたが、同様の夢がトリガーになって急に思い出したということもあるだろう。

それとも、宇宙人に肝心な部分の記憶を消されたのだろうか? すべては、夢の中である。