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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

WindowsやIEのユーザー・インタフェースまわりを設計したNakajimaさんのブログで、日本語とオブジェクト指向についての興味深い考察。

Life is beautiful: 日本語とオブジェクト指向

(前略)
この考え方を念頭においてみると、日本語はまさにオブジェクト指向である。テーブルの上の塩をとって欲しい場合、たいていの日本人は、「すいません、塩を...」まで言ったところで一呼吸置く。「塩」というオブジェクトを指定した時点で、「とって欲しい」ことは自明であり、ここまで言えば、99.9%の日本人は塩をとってしてくれる。「え、この塩で何をしろって言うんですか?」と聞き返す人はよほどの変人である。エレベーターに乗って、階ボタンの近くにいる人に、「すいません、12階を...」まで言えば十分なのも同じである。つまり、日本人が「塩を...」とか「12階を...」とかで一呼吸置いて相手に類推を促すのは、ウィンドウズにおけるダブル・クリックと同じことをしているのである。
(後略)

オブジェクト指向は、イエス/ノーも相手の類推に頼る考え方、とも言えちゃいますかね?