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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

昨日、2023年の米国スタートアップ関連のまとめを書きました。大晦日の今日は、2023年の個人の振り返りをしてみたいと思います(日本では新年になってしまいましたが…)。

もともとは「2023年に止めたもの」をリストしていたのですが、中途半端だったので「2023年に始めたもの(再開したもの)」を合わせたら、ちょうど10個ぐらいになりましたので、それならいっそ「2023年の私的10大ニュース」としてしまおうかな、と(注: 年始早々に能登半島で大規模地震が発生したため、公開を一時中断していましたので1週間寝かせての公開です)。

  1. お酒を毎日飲むのを止めた
  2. ネコを飼うのを止めた
  3. 料理を止めた
  4. アニメ見るの止めた
  5. 海外でエンジェル投資を始めた
  6. リアルの買い物を再開した
  7. ランチを外食にした
  8. 悪役令嬢マンガを読み始めた
  9. オープンイノベーションを始めた
  10. 海外でリアルイベントを始めた

それぞれについて語りだすと長くなるので、このエントリーではそれぞれの項目について1〜2センテンスで短くまとめます。そのうち、ポッドキャストで話したり、個別に投稿したりするかもですが…


お酒を毎日飲むのを止めた

娘の世話に取られる時間が増え、また仕事も増えたために、日本出張から戻った7月から自然と飲まなくなりました。それまでは仕事を20時半までやり(その時間で介護士さんが帰る)、その後に娘を寝かしつけると22時ぐらいになり、晩ご飯を食べる気力がなく、1〜2杯飲んで寝る、というパターンでした。いまは飲まずに寝ちゃいます。2か月に1回ぐらい、夜に外食があるので、そのときは軽く飲みますが、1杯を飲むのが精一杯といった感じに弱くなりました。

ネコを飼うのを止めた

2015年4月から飼っていたネコですが、2023年11月に元配偶者に引き取られて日本にいってしまいました。今は娘と2人暮らしです。

料理を止めた

ちょっとした料理は気分転換になりストレス解消の手段だったのですが、主に安全上の理由で止めました。ガスレンジを使うのと包丁を使っているときに、背後から娘が突然やってくるので、今までもかなり緊張していました。人生で初めて、電子レンジで出来るご飯を買い揃えました!

アニメ見るの止めた

娘と2人暮らしをするようになった2018年11月から、アニメはあまり見ていなかったのですが、完全に見なくなってしまいました。以前は娘が寝てから見たりしていたのですが、最近は寝ていても画面の明かりで起きてしまうので。最後に見たのはSAC_2045 シーズン2です。

海外でエンジェル投資を始めた

日本では2010年代前半にいくつかしたのですが、ニューヨークに来てからは自分の会社が金食い虫で完全に止めていました。2022年末に日本で投資した1社が上場したので、その資金を今度は米国でのエンジェル投資に回すことにしました。1社目は米国登記のイスラエルのスタートアップです。

ランチを外食にした

ロックダウンが終わったあとも基本はリモートワークが継続しており、イベントやミートアップもリモートが多かったので、本当に運動不足になりました(10キロ以上太りました)。なので、せめて歩こうと思い、ランチは外で食べることにしました。歩いて15分ほどいったあたりにレストランが多いので、なるべくそのエリアまで歩いて食べに行っています。ただ、こちらでは、そんな頻度で外食する人はあまりいないので(それも「お一人様」は皆無)、よく行くレストランでは、お店の人に、よく頼むオーダーまで完全に覚えられてしまいました(笑)。

リアルの買い物を再開した

コロナ以降、買い物はほぼ100%、デリバリーだったのですが、ランチを外食にしたため、その帰り道にスーパーに寄って買い物をするようにしてみました。人と話をしたいときはTrader Joe's、人と話すのが面倒なときはTarget、日本のお菓子を食べたいときにはTESO LIFE、日本風のお弁当を食べたいときはFood Cellarと使い分けるのが何となく楽しくなりました。

悪役令嬢マンガを読み始めた

アニメを見るのを止めた代わりにマンガを読む量が増えました。海外在住時に日本のトレンドを知るために、日本ではよく書店に行くのですが、ニューヨークに引っ越した2014年以降になって、いわゆる「異世界転生もの」が急激に増えたため、その頃から異世界転生ものを読むようにしました。基本は少年向けっぽいファンタジー世界ものがほとんどでしたが(女性ものだと「ボクラノキセキ」ぐらい?)、マンガ・アプリで読むようになってから徐々に女性向けも読むようになりました。「悪役令嬢ものは、水戸黄門の異世界もの」というのがビギナーの感想です。

オープンイノベーション支援を始めた

個人的な働き方改革の結果、2017年にベンチャー投資を始めて6年。そもそも「ハードウェア」に特化した理由は、前職時代に多くの日本のメーカーと協業させていただいたのですが「ソフトウェアの使い方」と「スタートアップとの仕事の仕方」の部分で改善の余地があるなぁと感じたのですが、同時に大企業だと変化のスピードが遅すぎるので、「ハードウェア・スタートアップにソフトウェアの活用の仕方を知ってもらった方が早いだろう」というのが理由でした。それから10年以上が経過して、ハードウェア・スタートアップのソフトウェア活用は問題なくなったのですが、大企業がスタートアップと連携することでソフトウェア活用を進める、という部分がまったく進んでいないため、大企業のオープンイノベーション支援を始めました。

海外でリアルイベントを始めた

実はリアルイベントを最初に始めたのは2015年。知り合いもツテもないニューヨークで、まったく新しい分野(ハードウェア)でビジネスをするために、知り合ったカフェでミートアップを主催しました。毎週、リアルで数時間を費やすうちに、少しずつ知り合いの輪が広がり、それがベンチャー投資を始めるときに大いに役立ちました。コロナ禍でリモート全盛になったいま、リアルでしか出来ないことをしようと思い、10人が集まるミートアップでなく、100人があつまるイベントを始めることにしました。最初はカナダ・トロントです。