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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

今晩は欧米のホテルでは、初めての体験をしました。
それは、自分が泊まっている部屋に帰ってみたら、見知らぬ人が部屋から出てきたんです。

昨晩チェックインした部屋に、今晩の21時ごろに帰ってきて、カギをあけようとドアに近づく。すると、明らかに観光客と思われる女性が、扉の近くに立っている。聞くと「ダンナが2315室、というので来てみたところ」という。腑に落ちないものの、もしかして自分が部屋を間違えたのかもしれないと思っていたところ、部屋の中から男性が出てくる。いわく「部屋に入ってみたら、キレイな部屋で心奪われたんだけど、部屋には荷物があった」という。

あ、それは自分の荷物だ。部屋を出てきた彼にもう一度カギをあけてもらったところ、確かに自分の荷物が部屋の中に鎮座している。「ああ、自分の部屋だ」と思い、この二人(夫妻だった)に「この部屋は確かに自分の部屋で、昨晩から泊まっている」と伝えたところ、「じゃあフロントに行って、改めてカギを出してもらおう」、という話になる。

彼らは別の部屋をあてがわれたものの、自分は2315室へのカギを再発行してもらうにとどまる(彼らが持っていたキーは捨てられる。本当はそれをもらってすぐに帰りたかったのだが)。再発行が済んで(でも10分程度かかった)、再び部屋に戻ってカギをあけようとするも、やっぱりうまくいかない。

またエレベーターを待って、フロントに戻る。「カギがあかないんだけど…」。また5分ぐらいかけてキーを再発行。今度はさすがにホテルの人(レセプションとは別)が同行して、カギがちゃんとあくまでチェックするという。そして、また23階まで上がる。今度は、スムーズに開く。同行した人には、若干怪訝な顔をされる(お前がうまくあけられなかっただけだろ、という顔)。

なんだかんだで、ホテルに着いてから部屋に入るまで30分以上。そして、若干、ホテル代が二重請求されている雰囲気(都合、2回チェックインさせられたから)。

さてさて、どうなることやら…