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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

海外からの起業家への就労ビザ(H-1B)の取得支援をするニューヨーク市のプログラム「IN2NYC」にアップデートがありました(先日書いた概要はこちら)。

今年の申請は今月後半から始まるそうです。流れを簡単に和訳したので、ご参考までに。

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IN2NYC申請手続きより」

  1. 革新的なビジネスを始めた起業家たちは、まず2016年5月にパートナーとする大学を最大3つまで選び、オンラインで応募します。
  2. 応募者は、応募締め切りから2〜3週間以内に、第2ラウンドの選考に進んだかどうかを通知されます。
  3. 最終選考に残った応募者は、IN2NYCの法務担当と電話かビデオでのインタビューに参加し、ビザの資格があるかどうか、IN2NYCプログラムを利用したH-1Bビザが適切かどうかを確認します。
  4. 残った候補者は、電話かビデオでのインビューを、選んだパートナー大学との間で、ビジネスやプログラムへの興味などを議論します。
  5. 選ばれた起業家は、プログラムへの参加を、次の2つのステップが無事に完了することを条件にして、認められます。
  6. 選ばれた起業家とその提携校は、協業内容とオフィススペースのリース契約を完了させます。
  7. 選ばれた起業家は、H-1Bビザに必要な企業要件を満たすようにします。例えば、米国内での企業設立や、3人の独立した取締役などです。
  8. 協業締結、リース締結、企業要件を満たしたら、選ばれた起業家の企業が、プレミアムな手続きオプションを使って、USCISに起業家のビザの申請をします
  9. 起業家はビザのプロセスから2〜3週間後に、ビザのステータスを受け取ります。

この一連のプロセス全体にかかる時間は、約3か月ということです。必要に応じてIN2NYC申請手続き(原文)をご参照ください(今日時点では応募受付は始まっていません)。

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