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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

以下のブログ記事に影響を受けて、コロナで幼稚園も開いたり閉まったりする中、どんなことに気をつけて生活しているのかを、少しまとめてみました(個人的には、ライフハックなるものは興味がなく、やったこともない、という立場でしたが…)

ライフハック的に気をつけていること10個 | Be Magnetic!

「仕事、子育て、プライベート、どうやってタイムマネジメントしてるんですか?」とタイムマネジメントについて聞かれたので、気を良くして、タイムマネジメントだけでなく、ライフハック的に普段気をつけていることをまとめてみました。なんかドヤっていう話でもないので、ちと恥ずかしい気もしつつ。。。

ということでSyncWorld Media編集部がお届けする、名付けて「兼業主夫シングルファザーのライフハック 2020年冬!」(そんな変な名前付けるなよ、と言われそうですが、18年も続けていると年号を入れるのが重要なんです…笑)


元記事を読んで「そうそう、私も!」と思って書き始めたので、元記事の見出しをリスペクトしつつ書いていこうかと…。

15分単位で時間を意識する

私もコロナによるビデオ会議の急増から、15分刻みで予定を立てるようになりました。コロナ以前は30分単位で予定を立て、ミーティングは1時間刻みだったのですが、いまは1-1のミーティングは30分に固定して、その前後に15分の予習・復習の時間を作るようにしました。ただこれは意識してやるのが難しいときがあるので、アポイントを入れてもらうために、スケジュール調整ツールCalendlyで、ミーティング間に15分のバッファーを設けるように設定しています。

複数のカレンダーを使う

スケジュール調整や、時間管理に不可欠なカレンダーは、複数を用意して使い分けています。私のケースでは、Googleアカウントを仕事1、仕事2、プライベート、子供など用意して、相手によって公開するカレンダーを変えています。

私のケースでは、仕事1のカレンダーは社内では完全公開しています。さらにCalendlyでアポイントをいれる場合は、仕事1のカレンダーのみを参照しています。仕事2のカレンダーは、他人とのアポイントではなく、個人のタスク管理、特に作業時間を固定化させる必要がないものにあてています(例えば、メールのチェックと返信など)。仕事1に入れないことで、急なアポイントなどをCalendly経由で入れてもらうことが可能になるからです。

逆に、個人のタスクでも、特定の時間に行いたい場合には、仕事2から仕事1のカレンダーに移すことで、急にミーティングを被せられてしまう危険性を下げています。

子供のカレンダーは、ベビーシッターに公開し、学校の先生が個別のリモートクラスを入れられるようにCalendlyも設定し、予定をなるべくスムーズに管理できるようにしています。しかし、先生はこのあたりのツールには慣れていないため、8割がた私にメールで「次の授業を入れたいので、月曜の開いている時間を教えて」と来ます(それも5人も6人も…)。自動化できるものをいちいちメールに転記する仕事が、なにげにすごいストレスです…。

授業3分前とかにZoomのリンクがメールされてきたりするんですが、仕事中で気づかずに、先生からは「子供が授業に出ない!」とかベビーシッターさんから「Zoomがつながらない」とかテキストやメール、電話が入るという…

スマホで出来る仕事はスマホしか使えない時間にやる

子供と過ごす時間は基本的にPCを開かないようにしています。ただアメリカだと電話も多いし、テキスト(SMS)での連絡は急ぎのことも多いので、スマホからも遠ざかることは難しいです。なのでスマホでも出来る仕事は、なるべく子供の面倒を見る時間帯にするようにしています。

実際、PCのキーボードの音がすると、うちの子供は音に敏感なこともあり、すぐに仕事にならなくなります。それに対してスマホは音がしませんから、子供の遊びを妨げることもなく重宝です。

ただし業務ツールの中には、スマホでの使い勝手が悪いものも少なくないので、そういったものは仕事2のカレンダーでスケジュールして、「やる時間がない」という事態をなるべく防ぐようにしています(実際には全然出来ていませんが…)。

スマホで困るのは大きく分けて2つ。

  • Spreadsheets/Excel(特に整形するためにExcelが使われていると😱)
  • Slides/PowerPoint(スマホでは資料作りは出来ないと諦めて、仕事2のカレンダーで午前中に入れる)
  • PPAP/メールに添付されているZIPファイル(特にパスワードつきとか…。ようやく政府が動いたみたいですが…)

ワイヤレスイヤホンの活用

聞き専のテレカンとか、勉強目的のウェビナー、podcastingなど、ワイヤレスイヤホンが効果を発揮する局面は多いです(デリバリーなどの急な「ピンポーン」にも有効)。

社内会議でも「今日は発言できない環境にいるので意見はチャットで書きます」と事前に根回ししておけば、かなり融通を利かせてくれる人が多いのは、コロナで在宅勤務・ビデオ会議が常態化したからでしょう。

ただし、子供を寝かしつけている最中にバッテリー切れとかで起き上がったら子供が起きちゃったとかいう悲しい事件も起きますので、ふだんはワイヤレスイヤホンは温存して、ふつうのワイヤードなヘッドホンつかってます。

スマートホーム機器の利用

日本にいた2014年以前からスマートライト(HUEなど)は使っていましたが、やはり本格化したのは2014年11月のAmazon Echoの登場から。で、スマートスイッチ(壁のスイッチのスマート化)や、スマートコンセント(非対応電球しか使えない照明のスマート化)、Nest(エアコンの各種設定のスマート化)なども使い込みましたが、最近は音声部分はあまり使わなくなりました。というのも音が出たり、私の声で操作すると、逆に子供の注意をひいてしまうからです…。

なので最近は、照明の明滅を起床時間や就寝時間にあわせて自動で行うことや、声を出さないでもどこからでも部屋中の照明を消して、スムーズに子供を寝かすことなどにシフトしていっています。


ライフハック的には、Amazon Prime Now(ふくむWhole Foods)の徹底活用とか、食事のデリバリーの活用とか、細かいことはいろいろありますが、ひとまずはこのぐらいにて…