Sync A World You Want To Explore

関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

コドモのころ、ボクが最も好きだった言葉。それが項羽の「先即制人、後則為人所制」(先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る)でした(その前は「早いのが取り柄、岡本信人さん」でした。若い人はしらんだろうが)。

そしてアメリカでEntrepreneurshipをやっていて出てきた言葉「First mover advantage」。この言葉を聞いたとき、すぐに虜になりました。

ベンチャーの成功に必要な条件、というのを話しているとき、ボクのある意味で師であるJohn Nesheimは、「First Mover Advantageは必ずしもビジネスの成功を意味しない。例えばスプレッドシートの先駆けはBizCalcでExcelは2番手でもなかった」と繰り返し強調していました。

ボクも実際のビジネスシーンを見ればバカじゃないので、「なるほどFirst Mover Advantageにこだわってもしょうがない」というのは分かります。でも、理屈じゃなく、ベンチャーやろうって人は、「誰よりも早い」というのに、こだわったりすると思うのです。もっと言えば、人がやってないことをやる楽しみ。

マイクロソフトみたいにやれば、それは成功するかもしれないけど(もちろん、あそこまでやるのには不抜の忍耐が必要で、ボクはその点を尊敬しますけど)、でも単に自分としては面白くない。人がやったことをやるなんて、自分が頭働かせて時間を割いてやる価値がない。そんな風に思うのですが、これってただのコドモ? なんでしょうか?みなさまのご意見、お聞かせください。