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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

渋谷・西武百貨店から東急東横店を望むとある方にレクチャーを受け、GPS機能付きケータイA5401CAを入手。思えば2001年夏から考えていた、携帯と位置情報サービスを組み合わせる、という構想が、ようやく実現したことになる。

そこで、さっそく位置情報を組み合わせたmobloggingをテストしてみたのだが、意外にも地図情報に発見(落とし穴?)があったので、さっそくレポートしておく。

ほぼ正確な場所まずはGPS情報を基に取得した地図情報。撮影した場所でのGPS精度は3段階の1番上(Aランク)だったので、かなり正確な位置を取得できているのが分かる(誤差は10メートル未満)。
ただ、私自身はオンライン地図として、通常Mapionを使っているため、こちらの地図の方によりなじみが深い。そこで、取得した緯度・経度情報を基に、Mapionで地図を表示させてみた。

mapion.jpgところが、これが全然違う場所で、400メートルほど離れた神南小学校辺りと出た。もしかしたら、緯度・経度情報の与え方が間違っているのかもしれないが、どちらにしても今後、mobloggingにGPS情報が多用されていくことを考えると、地図中にカバーされている他の情報(飲食店情報など)の価値が、今後高まっていくのは間違いない。そのとき、この問題が利用を阻害しないようになっていて欲しいものである。