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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

最近、英文の契約書を見る(レビューする)機会が多い。振り返れば、約1年前も同じように英文の契約書とにらめっこしていた。さらに2年前には、これは仕事ではないが、授業の中で、やはりTerm sheetを書く授業があって、少しの間あーでもない、こーでもないと言っていた。別に英文を見るのも、契約書を精査するするのも本職ではないが、人手が少ないところにいると、兼務でやらないといけないということなのです。

そして、感じたことは、やはり契約書というのは、人と人(この場合は法人と法人ですが)のカラーというか、性格というのが、なんとなく出てくるんだなぁ、ということです。相手をそれなりに知っていたりすると、その条項が、どういう背景で出てきたのかなんていうのが、それなりに憶測できたりします。思えば、ベンチャーのTerm sheetのときにも、東海岸スタイルや西海岸スタイル(正式な呼び名は忘れましたが)というのがあるそうで、その背景を聞くとそれなりに納得できたりもしていたのですが、実際に字句を追っていると、それがより鮮明に伝わってくるのに、驚いています。

しかし、正直なところ、このプロセス、非生産的なので、どうにかならないかな〜、というのも事実。あら捜しをしている時間がもったいないよ!そんな時間があったら、ほかのことをしたらもっと生産的なのに、とか。