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関 信浩が2002年から書き続けるブログ。ソーシャルメディア黎明期の日本や米国の話題を、元・記者という視点と、スタートアップ企業の経営者というインサイダーの立場を駆使して、さまざまな切り口で執筆しています

あけましておめでとうございます。

早いものでブログを始めて今年が3年目ですが、今後もブログを続けていきたいと思いますので、みなさまよろしくお願いいたします。

最初のエントリー 「なぜ?」「どうして?」と言えますか? では、ずいぶんと堅苦しかったブログの内容も、いつしか内容の薄いものになってきています。これは肩肘張らずに日常にブログを持ち込めるようになったということで、自分としては前向きに捉えています。ただ読者の方にとってどうなのか、一抹の不安はありますが。

また、始めた当時は、当時の職業柄(出版社勤務)、記事の帰属について深く考えていたものですが、ふつうの企業(ソフト会社)に勤めるようになると、そもそも外部に出せない情報が数多く、ブログしにくいものなのだ、ということに気づいたりしました。記者時代は、書き方を考慮しなければいけなかったとは言え、聞いたことを溜め込まず、なるべくアウトプットするのが仕事の基本だと考えていたからでもあります(もちろんオフレコ情報は出しませんが)。

多くのメディアで「2005年はブログの年」のように書かれています。これはブログビジネスに携わる身からすると嬉しいことではありますが、逆に言えば「ブームだから」と言えば許されるようなものではなく、すべての人が楽しく気持ちよく使えるような社会的なサービス(インフラ)として、成長させていかなければいけない責任もあるということだと思います。

ちょっと話が大きくなりすぎてしまいましたが、今後も当ブログをよろしくお願いいたします。

2005年 元旦